好きな芸能人がまた一人この世を去ってしまった | 樹木希林さんの物に対する姿勢
おはようございます。ミナベシノブです。
9月15日、俳優の樹木希林さんがお亡くなりになられた。
樹木希林さんの思い出と言えば、私はダントツでフジカラーのテレビCM。幼心に「なんだか変わった人だな」と思ったものだ。
最近では「ものを最後まで使い切る」というスタンスにすごく共感していた。樹木希林さんが自分で補修して着ているというパッチワークだらけの服は、丁寧な手仕事が画面越しに見て取れた。私は樹木希林さんとまではいかないけれど、息子の保育園の園帽子を補修しながら六年間しぶとく使い続けた。着古したシャツや使い古したタオルは小さく切ってウエスにしてとっておき、普段の掃除で使ってから捨てている。正直なところこんなことは手間も時間もかかるのだが、こんなことに時間をかける生活スタイルそのものが好きだ。
私はロックミュージックのことはよくわからない。しかし、樹木希林さんを見ていて、なんとなくロックとはこういうことなのかなと考えることがあった。誰にどう思われても自分のスタンスを曲げない生き方を「ロック」というのではないかなと。
樹木希林さんのご冥福をお祈りします。
お読みいただきありがとうございました。